業績好調の裏に隠れたお客様満足度の『伸びしろ』をデータで可視化。各店舗で経営視点を持ち自走できる組織づくりへ
「技術は磨き続けているのに、リピーターが思ったように増えない」。日々技術力を高めているにも関わらず、お客様が実際に感じている満足度との間に「見えないギャップ」を感じることはないでしょうか。自分たちが提供する価値と、お客様の期待の間に生じているズレの要因を可視化し、改善のサイクルを回すことこそが選ばれ続ける鍵となるかもしれません。
今回ご紹介するのは、一都三県(東京・神奈川・埼玉)を中心に55店舗以上の整骨院を展開する株式会社ほねごり様の事例です。「売上は患者さんからの期待の現れであり、通信簿である」という企業文化のもと、「数字」を現場との共通言語とし、組織を急拡大させています。
今回導入いただいた「Fancrew CR(ファンくるシーアール)」によるデータ解析を基軸とした店舗改善の具体的なステップや、現場の「自走」を促し、従業員の主体性を引き出すための伴走型サポートの重要性について、導入前後の具体的なエピソードを交えてマーケティング部 次長の松本様にお話を伺いました。
- 課題
- 売上・事業拡大を見据えた「既存顧客の定着」へ戦略を移す中で、患者さんの再来店意欲や満足度を客観的に測る指標がなかった。
- 各々の主観に左右されず全員が同じ基準で経営判断を下すための「共通データ」が不足していた。
- 現場の院長が自分の「感覚」ではなく、データに基づいた「経営視点」で店舗改善への具体的な施策がなかった。
- 効果
- 直感ではなくデータで患者さんの満足度を可視化したことで、業績向上に直結する「具体的な改善策」の立案と前向きな議論が可能になってきた。
- データが組織の「共通言語」となったことで、現場責任者である院長から部下への指導に論理的な根拠と納得感が生まれ、現場の自走を後押し。
- 本部でデータを精査し「前向きな改善」を促す仕組みを構築したことで、スタッフの心理的安全性を守りながらPDCAを回す文化の確立。
- 売上・事業拡大を見据えた「既存顧客の定着」へ戦略を移す中で、患者さんの再来店意欲や満足度を客観的に測る指標がなかった。
- 各々の主観に左右されず全員が同じ基準で経営判断を下すための「共通データ」が不足していた。
- 現場の院長が自分の「感覚」ではなく、データに基づいた「経営視点」で店舗改善への具体的な施策がなかった。
- 直感ではなくデータで患者さんの満足度を可視化したことで、業績向上に直結する「具体的な改善策」の立案と前向きな議論が可能になってきた。
- データが組織の「共通言語」となったことで、現場責任者である院長から部下への指導に論理的な根拠と納得感が生まれ、現場の自走を後押し。
- 本部でデータを精査し「前向きな改善」を促す仕組みを構築したことで、スタッフの心理的安全性を守りながらPDCAを回す文化の確立。
「なぜ通い続けていただけるのか」を可視化。特許技術による『分析力』が決め手に
―「ファンくるCR」導入のきっかけと、最終的な決め手について教えてください。
松本さん: これまでは比較的、新規の患者さんへの認知拡大に注力してきた感覚がありました。しかし、今後の事業拡大を見据えた際、既存の患者さんにどれだけ満足して通い続けていただけるかという、 患者さんの満足度や「通い続けたい理由」を、客観的なデータとしてより精密に把握したいと考えたことが導入のきっかけです。
最終的な決め手は、ファンくるさんの「分析力の高さ」です。もちろん自社でアンケートを取ることもできますが、幅広い業界をサポートしてきたファンくるさんの「多角的な分析視点」を取り入れることで、意思決定のスピードを速めたかったんです。
というのも、弊社は現場出身の役員が多く専門性も大切にしている組織ですが、マーケティング部門などには異業種出身のメンバーも加わっています。現場の技術的な視点とマーケティングの視点、その双方が納得し、共通の基準で判断を下すためには、主観に左右されない「客観的な仕組み」が不可欠でした。この仕組みを最短で構築できる点に大きな価値を感じ、導入を決めました。
―導入を検討される際、現場での運用・データ活用に不安はありましたか?また、実際にサービスを導入後の所感についてお聞かせください。
松本さん: 導入して間もない頃、アンケートでの名指しのコメントがスタッフの心理的な負担になってしまった経験があったため、情報の扱いには非常に慎重でした。そこで現在は、本部で全データを集約・精査し、現場には「前向きに取り組める内容」へと情報を整理して共有、そして次の日には改善し運用までできる状態にしていくための仕組みづくりをしています。
また、ファンくるの担当の方からは「声の大きい人の意見にとらわれすぎず、サイレントマジョリティ(声を上げない大多数)の声も大切に」とアドバイスをいただいたことも大きかったです。スタッフの心理的安全性を守りながら、正しく改善を回せる土壌が整っていくことに期待しています。
業績好調=満足度が高いわけではない?データから読み取れる、既存顧客の満足度の『伸びしろ』
―実際に分析結果をご覧になり、特に印象的だった発見はありましたか?

松本さん: 「業績が良い店舗=満足度が高い」とは限らないという事実が、データから明確になったことです。客数が多い店舗ほど待ち時間が発生しやすく、それが不満に直結しているようです。
一見ネガティブに見える結果かもしれませんが、決してそんなことはありません。ボトルネックになっているところさえ解消すれば「もっと満足度を上げ、さらに業績を伸ばせる」という具体的な伸びしろが特定できたと感じています。直感ではなく数字で示されたことで、社内でも「ここを動かせばいいんだ」という前向きな議論が生まれています。
―導入後、現場(各院長やスタッフ)からどのような反応や変化がありましたか?
松本さん: 院長たちが、部下に対して「なぜこれが必要か」を論理的に説明できるようになってきたのではないかと感じています。「患者さんがこう仰っているから、ここを変えよう」と、データが共通言語になったことで、指導に納得感が生まれています。現場からは「今まで体感で動いていたものが、弱みや強みが可視化されたことで、明日からのアクションが明確になった」という声が上がってきています。
院長が経営判断基準をもつことで得られる自走する現場づくり
―ファンくるCRの特徴でもある、導入後のフォロー支援「5 STEP」で手応えはありますか?

松本さん: 今後その過程に期待している段階ではありますが、普段、忙しい現場では「場」がないと振り返りはおろそかになりがちです。そこで、研修を通じて今後は定期的に振り返る仕組みを設けることで、院長たちが自らダッシュボードを見て課題を深掘りする習慣が今後見込めそうです。
4月に入社する100名以上の新卒スタッフが配属され、現場が落ち着いたタイミングで、PDCAを回すことを「毎月の当たり前」にしていきたいですね。5STEPというサポートも活用しながら、さらなる顧客満足度向上を目指します。
技術力の向上と満足度を連動。スタッフが自分の成長を数字で実感できる環境づくりへ
―得られた分析結果を今後どのように事業戦略や組織運営にご活用される予定ですか?

松本さん: 弊社では売上を「患者さんからの通信簿」と捉えています。数十万円の回数券をご購入いただくのは、それだけの期待の表れです。その期待を裏切らないためにも、今後は全社で進めている「手技チェック(技術力の点数化)」と、ファンくるの「満足度データ」を連動させていきたいと考えています。
技術の向上がどう満足度に結びついたのか。スタッフ自らの成長を「数字」で実感し、プロとして誇りを持って働ける環境を提供する会社でありたい。治療家としてだけでなく、数字や経営視点もある「人として成長できる場所」として、ほねごりをさらに進化させていくつもりです。
営業担当の声

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第二ソリューション本部 サロンサポート
左近 なつみ
趣味:ラーメン屋巡り・スノーボード
特技:ポジティブ思考・誰とでも話せること・いつでも寝れること
座右の銘:笑う門には福来る